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3/4(水) 舞台芸術鑑賞会

3/4(水)、1・2年生がグランシップ(静岡芸術劇場)にて、SPAC(静岡県舞台芸術センター)の公演『ガリレオ~ENDLESS TURN~』を鑑賞しました。今回の舞台芸術鑑賞会は、本物の演劇にふれることで文化芸術の豊かさを感じ取るとともに、劇場という公共の場でのマナーを意識して行動することを目的として実施したものです。

作品は、科学者ガリレイの生涯を題材に、「当たり前」とされてきた世界の見方を問い直す姿を力強く描いたものです。動くはずがないと思われていた地球が本当は太陽のまわりを回っている……。歴史が大きく転換する瞬間に立ち会う人物としてのガリレイの姿が舞台上に立ち上がり、常識が揺らぐときにどのように考えるべきかを、観る者に静かに問いかけます。

生徒からは、「ガリレオが新しい考えを発表することにどれほど勇気が必要だったのかが伝わってきた」といった声も聞かれ、作品のテーマがしっかりと受け止められていた様子がうかがえました。

演出を手がけたのは、2023年の『伊豆の踊子』で話題を呼んだ多田淳之介氏。SPACの俳優20名による緊張感あふれる舞台は、歴史劇でありながら現代にも通じるテーマを鮮やかに浮かび上がらせていました。

「暗転や照明の使い方が印象的で、気持ちが動かされる場面が多かった」「出演者の声の迫力に圧倒された」など、演出や表現方法についての感想も多く寄せられました。

情報があふれる今の時代、何を手がかりに世界を理解していくのかは、誰にとっても大切な課題です。今回の鑑賞会は、単なる歴史物語にとどまらず、物事を自分の頭で捉えようとする姿勢の重要性を改めて考える機会となりました。

生徒の中には、「自分が当たり前だと思っていることも、もしかしたら違うかもしれないと考えさせられた」と感想を述べる姿もあり、作品が現代の学びと深く結びついていることが分かりました。

劇場という特別な空間で、舞台芸術のもつ力を直接感じられる貴重な一日となりました。多くの生徒が「また劇場で本物の舞台を観てみたい」と話しており、今回の鑑賞体験が次の学びへとつながる充実した機会となりました。

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