12/4(木) 後期生徒総会
12/4(木)、本校体育館にて、後期生徒総会を開催しました。体育館には全校生徒が集まり、真剣な表情で議論に臨む姿がみられました。この総会は、北山中学校の生徒全員が学校生活をよりよくするために意見を出し合い、共通理解を深める大切な場です。今回の目的は、前期の生徒会活動の報告や後期の活動計画を聞いて活動内容を理解し、自分の役割を自覚して学年間の関係について考え、結束力を高めること、そして生活改善の方法を考え今後の学校生活に生かすことでした。
開会宣言、校歌斉唱、いじめ0宣言に続き、生徒会長から力強い挨拶がありました。「新体制になり、慣れないこともありますが、力を合わせて活動を進めています。今日の生徒総会では、一人ひとりが生徒会の一員であるという思いをもって、積極的に意見を出し合ってほしいと思います。」という言葉に、会場の生徒たちはうなずきながら耳を傾けていました。
その後、各学年から選出された議長団が議事を進行しました。
第1号議案では、前期の活動を振り返り、成果と課題を確認しながら、どのように学校生活をよりよくしてきたかを共有しました。
第2号議案では、前期の課題をふまえた後期の活動計画が示され、さらに充実した学校生活を目指すための取組が紹介されました。
第3号議案では、生徒会が示した三段階の「あいさつレベル」について、各クラスで考えた案をもとに活発な議論が行われました。「礼儀正しさ」や「質の高さ」とは何か、評価の基準をどうするかなどといった意見が出され、挨拶を通じて学校全体の雰囲気をよりよくするために考えを深めました。
第4号議案では「靴のルール」について話し合い、賛成・反対の立場から多様な意見が出されました。「変更の理由」「学校の品格」「北山中生としての自覚」など、深い視点から今後も議論を進めていく必要がありそうです。
これらの話し合いの内容は、今後の生徒会活動にしっかりと生かされていきます。
生徒会代表による講評では、「意見がたくさん出て高め合う場になった」「今後は質問を予想して準備できるとよい」といった振り返りがあり、次回に向けての前向きな姿勢が感じられました。
今回の総会は、自分たちの学校生活を自分たちでつくるという意識を高める貴重な機会となりました。北山中学校では、こうした話し合いを通じて、よりよい学校づくりに向けて生徒一人ひとりが主体的に取り組んでいきます。