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11/6(木) 「福ろう製作所」第2回リモート会議

11/6(木)、市内中学校6校の特別支援学級の生徒がメンバーとして参加する「福ろう製作所」の第2回リモート会議が開催されました。市内6校をオンラインでつなぎ、社会貢献活動についての話し合いが行われました。

この会議は、社会の一員としての自覚を育て、地域社会への関心を高めるとともに、「社会の役に立ちたい」という思いを育むことを目的としています。また、仲間と同じテーマで話し合うことで、コミュニケーション能力や働くことへの仲間意識を育て、自分たちの会社をより充実させるために主体的に取り組む姿勢を養うことも大切にしています。

会議では、まずこれまでの社会貢献活動を振り返りました。福ろう製作所の社会貢献活動は約20年前に始まり、当初は「福ろうカレンダーなどの売上金の一部を募金に充てたい」というこどもたちの声からスタートしました。以来、支援が必要な地域への義援金の送付に加え、近年では東日本大震災や能登半島沖地震で被災した学校へ、福ろうカレンダーや手紙を届ける活動も行っています。

今年度の会議では、「社会貢献活動として何ができるか」「どこに義援金を送るのか」について、全体討論やグループ討論を通して意見を交わしました。3年前からは、こうした内容を話し合うリモート会議を定期的に行うようになり、生徒主体の活動としてさらに発展しています。

会議の最後には、北山中学校の校長先生からこどもたちに向けて「幸せを届ける取組はとても素敵なことです。自信をもって続けてください。金銭や物資の支援に加え、どうすればより気持ちが届くのかを考えていけると、さらに素敵な活動になります。」という温かいメッセージがありました。

福ろう製作所の活動は、こどもたちの思いやりと行動力によって支えられています。今後も、地域や社会に向けて「幸せを届ける」活動が広がっていくことを期待しています。

 

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