10/23(木) 北友祭体育の部
10/23(木)、心配されていた雨雲を見事晴らし、北山中学校では北友祭体育の部が盛大に開催されました。今年のスローガンは「Shining beyond Passion ~情熱の先で私たちは輝く~」。この言葉に込められた思いを胸に、生徒たちは競技・応援・係活動のすべてに全力で取り組み、まさに“情熱の先”にある輝きを体現しました。
開会式では、体育の部実行委員長が「勝ち負けも大事ですが、仲間と協力して全力で取り組むことが一番大切です。楽しむところは楽しみながら、自分の仕事には責任をもち、メリハリのある体育の部にしましょう。」と語り、全校生徒の気持ちを一つにしました。
競技は、全校体操に始まり、応援合戦、玉取り、学級対抗リレー、サイコロリレー(生徒会種目)、綱引き、ロープリレー、紅白対抗リレーと続き、仲間を信じて走ったり、声を張り上げて応援したりする姿が校庭いっぱいに広がりました。応援団の力強い演舞や、係生徒のてきぱきとした動きも、体育の部を支える大きな力となりました。
そして迎えた結果発表。紅軍・白軍ともに230点で同点となり、両軍優勝という感動的な結末に・・・。勝敗を超えた、互いを讃え合う姿に、北山中の文化が確かに息づいていることを感じました。
閉会式では、生徒会長が「スローガンにふさわしい輝く姿、軍の垣根を越えて一丸となって応援する姿が印象的でした。今日までの学びをこれで終わらせるのではなく、次につなげていきましょう。」と語 り、校長先生からは「両軍優勝というのは私の教員人生でも初めてのことです。号令や仲間への声掛け、準備する姿、最後まで諦めない姿勢が素晴らしいものでした。情熱の先にある輝いた場面をこれからも大切にしていきましょう。」と講評がありました。
生徒たちの感想にも、体育の部を通して得た成長と感動があふれていました。
生徒会本部役員たちは「応援の雰囲気が良く、両軍優勝が印象的でした。係の仕事や仲間を応援する姿勢など、競技以外にも素晴らしさがありました。」と語り、体育の部実行委員長は「今日まで得たものはたくさんあります。これからも仲間と支え合いながら頑張っていきたいです。」と振り返りました。副実行委員長は「文化の部が終わってから短い時間でしたが、本当によく頑張りました。集中して取り組むことができたと思います。皆のことが大好きです。」と、仲間への深い思いをことばにしました。
この一日は、単なる体育行事ではなく、北山中の新たな文化を創造した日となりました。競技の熱さ、応援の力強さ、係活動の責任感、そして仲間を思いやる心。それらすべてが融合し、スローガンの通り、情熱の先にある輝きを生み出した体育の部となったことでしょう。この経験を糧に、これからの学校生活でも互いに支え合い、高め合っていくことを期待しています。