10/7(火) 選挙管理員会による出前講座
10/7(火)、本校体育館にて、富士宮市選挙管理委員会の皆様を講師にお迎えし、3年生を対象とした出前講座を実施しました。この講座は、公民の授業と連携して行われたもので、主権者教育の一環として、生徒が選挙制度への理解を深め、社会参加への意識を高めることを目的としています。
講座では、選挙の意義や仕組み、投票率の現状、若者の政治参加の重要性などについて、具体的なデータや事例を交えながら分かりやすくご説明いただきました。生徒たちは、教室で学んだ知識を実社会の制度と結びつけながら、より深い理解を得ることができました。
また、日本では18歳から選挙権が与えられることから、現在15歳の生徒たちも、3年後には実際に投票所で一票を投じる立場になる可能性があります。今回の講座は、そうした将来を見据え、自分たちが社会の一員として意思を示すことの大切さを考えるきっかけとなりました。
講義の後には、実際の選挙と同様の手順で行う「模擬投票」が実施されました。体育館内には、受付、記載台、投票箱などが設置され、選挙当日の流れを忠実に再現。生徒たちは一人ずつ投票を体験し、選挙の実務的な側面にもふれることができました。
今回の講座は、教科の学びを実体験と結びつけることで、主権者としての責任や意識を育む貴重な機会となりました。今後も、社会の一員としての自覚を促す教育活動を積極的に展開してまいります。