9/4(木)より、今年度2回目の発育測定が始まりました。今回は、測定に先立ち、養護教諭によるミニ講義が行われました。テーマは「なりたい自分になるために」。生徒一人ひとりが、自分の目標や理想に向かって、日々の生活をどう整えていくかを考える時間となりました。
講義では、まず1学期に実施した生活習慣アンケートの結果をもとに、メディア(スマートフォンやテレビ、ゲームなど)が自分たちの「学力」「脳の働き」「心の状態」「運動能力」「睡眠の質」にどのような影響を与えるかについて、具体的なデータや事例を交えて説明がありました。こどもたちは、自分の生活を振り返りながら、メディアとの付き合い方について真剣に考える様子が見られました。
さらに、メディアコントロールの方法として、「使う時間を決める」「寝る前は画面を見ない」「家族とルールを作る」「他者に宣言する」など、すぐに実践できる工夫が紹介されました。また、「眠れないときはどうする?」「考え事が止まらないときは?」といった心の悩みに対しても、呼吸法やリラックスの仕方、ストレス解消のヒントなど、こどもたちの心に寄り添ったアドバイスがありました。
講義の最後には、「自分の目標に向かって、今できることを少しずつ積み重ねていこう」というメッセージが伝えられました。こどもたちは、自分自身の生活を見つめ直し、「なりたい自分」に近づくためのヒントをたくさん得ることができました。
今後も、学校ではこどもたちの健やかな成長を支えるために、心と体の両面からのサポートを続けてまいります。