11/14(金)、北友学習発表会が行われました。開会式では、各学年の代表者が発表会に臨む思いを語りました。
1年生代表は、「2・3年生の発表をしっかり聞き、自分たちが発表するときに生かしたいです。追究のヒントを得たいと思います。」と話し、先輩たちの姿から学び取ろうとする前向きな姿勢を示しました。2年生代表は、「積極的にアドバイスや感想を伝えたいです。また、相手に伝わるような発表の工夫をしたいと思います。」と語り、聞き手としても発表者としても成長しようとする意欲を感じさせました。3年生代表は、「自分の追究内容をどう伝えるか工夫したいです。司会者としても、発表者が『発表して良かった』と思えるような発表会にしたいと思います。」と述べ、発表者と司会者の両方の立場から、会全体をより良いものにしようとする責任感が伝わってきました。
発表会は10会場に分かれ、2・3年生がこれまでの追究の成果をプレゼン形式で発表しました。地域の魅力や課題について真剣に考え、質疑応答を通して新たな視点を得る姿が印象的でした。発表の中には、地域の農業や観光、環境問題など、身近なテーマを深く掘り下げたものもあり、聞き手の生徒たちも熱心に質問を投げかけていました。
閉会式では、各学年の代表が今日の学びを振り返りました。1年生代表は「クイズやイラストを交えたスライドなど、発表の仕方を学ぶことができました。」と、次年度への意欲を語りました。2年生代表は「精一杯発表し、足りないところや改善点を明確にすることができました。」と、次のステップを見据えた前向きな言葉を残しました。3年生代表は「昨年度できなかったことを改善できました。農業など様々な分野で若い力が必要だと実感しました。」と、学びの奥深さと社会とのつながりを感じ取った様子でした。
校長先生からは、「価値ある時間となりました。ここまでの準備は大変だったと思いますが、全員に拍手を送りたいと思います。司会者の工夫も素晴らしかったです。新たな発見を大切に、今後も見通しをもって追究を続けてください。」と温かい言葉が送られました。また、「『追究』と『追求』の違い」にもふれ、「『なぜ』『どうして』という問いを、人との関わりを通して究めていってください。」と、探究の本質を示すメッセージがありました。
今回の発表会は、学びを深めるだけでなく、仲間とともに考え、地域とつながる貴重な機会となりました。生徒たちの真剣な姿勢と新たな気付きが、これからの学びをさらに豊かにしていくことでしょう。
