10/30(木) 薬学講座
10/30(木)、本校体育館にて薬学講座を開催しました。講師としてお越しいただいたのは、学校薬剤師とスクールサポーターです。
今回の講座のねらいは、「薬の飲み方・薬物の害について知り、自分の健康を守るための行動や普段の生活習慣について考える。生涯健康でいるために今できることを考える。」というもので、生徒たちが自分自身の健康と向き合う貴重な機会となりました。
講座の運営は健康委員会が担当し、冒頭では○✕クイズが出題されるなど、参加型のスタイルで進行されました。クイズの内容は以下の3問です。
1 成人になったら、たばこやアルコールは健康に影響なく飲んだり吸ったりできる。
2 市販の頭痛薬は安全だから、いくら飲んでも大丈夫である。
3 薬物依存は意思の力だけでやめられることが多い。
生徒たちは、クイズを通して自分の知識を確認しながら、講師の話に耳を傾けました。
学校薬剤師からは、たばこやアルコールの健康への影響、そして近年問題となっている「オーバードーズ(薬の過剰摂取)」について、具体的な事例を交えてお話しいただきました。スクールサポーターからは、薬物の危険性や、誘惑から身を守るためにできることについて、実践的なアドバイスをいただきました。
講座を通して、生徒たちは薬や薬物の問題が決して遠い話ではなく、身近なものであることを実感し、正しい知識と判断力を身に付けることの大切さを学びました。講師の方々からは、「断る勇気をもつこと」「困ったときは相談すること」の重要性についても力強いメッセージをいただきました。
今後も、生徒一人ひとりが健康で安全な生活を送るための力を育んでいけるよう、学校として取り組んでまいります。